ちょうだいね

ルームシューズを作るようになってから、町を歩いていても、人と一緒に居ても、やたらに着ている物が目につくようになりました。

シャツでもジーンズでも、ちょっと面白そうだと思うと、そのまま「素材」と化し、中布に、あるいは底布に姿を変え、目に飛び込んできました。

「これって、中布にしたらかわいい」
「あのキッルティングと合わせると面白そう」

それが知っている人なら、迷うことなく「着なくなったらちょうだいね!」
何人にもお願いしたはずなのに、この直訴型は、実績ゼロでした。

どうやら、気に入ってはいるものの、着られなくなったときに、「布」として使うことはあまり考えないみたいです。
色あせていようと、多少汚れていようと、使おうと思えばいろいろ考えられます。
それが楽しいのに。
わあ、もったいない。(節約という意味ではなくて)

履く人をイメージしてルームシューズを作ることもあります。

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このルームシューズは、知り合いから、「何かに使って」ともらった数枚の服の中から、シルクのスカートとシャツを使いました。

お礼という訳でもありませんが、その人らしい組み合わせを考えて、こんなルームシューズをプレゼントしました。

# by m-teshigoto | 2008-06-27 01:20 | ルームシューズ | Comments(0)  

あってもなくても

落語家の五代目志ん生の噺の枕に、「シャツの3つめのボタン」という言い方が出てきます。
長屋のおかみさんが、ぐうたら亭主に向かってポンポンまくしたてた末に「なんだい、シャツの3つめのボタン!」

一瞬、頭の中は「???」。
追っかけて「あってもなくても(居てもいなくても)同じじゃないか」とおかみさんが言うので、「なーるほど」と納得。

聴くたびになにかしら発見があるのが落語の面白さ。
同じ志ん生の「妾ん馬」や「唐茄子屋政談」などは、繰り返し聴いても飽きません。

そう、3つめのボタンのように、一見あってもなくてもいいようなのが、紐の端に付いているボタン。
飾りのように見えて、飾りではない。
なかなかの優れモノです。

これは何?
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f0178453_1139527.jpg☆ おまけの一皿☆
キュウリとキャベツの塩もみ。ていねいに揉むと、塩も少なくてすむし、味も早くなじみます。新ショウガやシソ、ミョウガとも相性抜群。多めに作って冷蔵庫へ。トマトを加え、オリーブオイルとお酢をプラスしてさっぱりサラダに。いろいろ使えて便利です。

# by m-teshigoto | 2008-06-26 11:43 | 縫う | Comments(0)  

バブーシュ

永年、スリッパを愛用していました。
色や形、かかとの高さ、肌ざわりなど、こだわって選びます。
足になじんでくると、とても気持ちのいいものです。

衣替えと一緒に、手入れをして保管したこともあります。
ところが、季節が巡って再び取り出してみると、どうもいけません。
みすぼらしく見えるのです。
どんなにていねいに履いていても、汚れもあり、古びます。

できれば季節の初めに新しいスリッパに衣替え。
買物のついでに、あちこちのお店で物色するのも楽しみです。

「愛用していた」と過去形になったのは、引っ越してから。
上の階から、スリッパの音がしたからです。
フローリングの床をバタバタと、思いのほか足音が響きます。
小走りになろうものなら、それこそドタバタと、ちょっとした音の暴力です。

そうなったら、自分の足音も気になりだしました。
走りこそしませんが、パタパタくらいの音はします。
なんかイヤだな。

冬だったので、フェルトのルームシューズを買いました。
温かで快適、音もしません。

こうして、初めてルームシューズの世界へ足を踏み入れたのでした。

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バブーシュです。
底の部分が薄いので、足にフィットして音はしません。
ハワイ柄って、やっぱり面白い。

# by m-teshigoto | 2008-06-25 11:31 | ルームシューズ | Comments(0)  

梅雨の合間に

ときどき気晴らしかたがた生地屋さんへ出かけます。
本屋さんへ、面白そうな新刊書を探しにいくような感覚です。

それこそ唸るほどたくさんの生地があるので、選ぶとなると迷います。
でも、迷うのも楽しみの一つ。
時間を忘れてあちらの棚からこちらの棚へ。
「買い得品コーナー」も楽しい。インスピレーションの宝庫です。

その日の発見は、50×50cm×2枚のソフトデニムと、50×112cmのハワイ柄。
ソフトデニムなんかは、一目見たときからルームシューズのイメージです。
いいものを見つけたと、さっそくカゴの中へ。

いくらだったと思います?
ソフトデニムが2枚で100円、ハワイ柄が400円。消費税込みでワンコイン500円。
安いでしょう? さすがお買い得品だけのことはあります。

思えば、これがハワイ柄との最初の出会い。
3年前の当時でさえ、すでにブームを過ぎようとしていたはず。
遅まきながらのマイブーム。でも、好きなものは好き。
いまでも、つい手が出てしまうお気に入の柄です。

幅がたっぷりあったので、スリムなブラウスを作りました。
袖付きの浅めのVネック。
がんばって袖を付けたのに、その袖で大失敗。
初歩的ミスです。縫い代の付け忘れ。
余分な生地がないので、腕回りが広くなるように、できるだけ外側を縫いました。
それでもきつめ。とくに体重が増え加減のときはピチピチ。

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このところ、ジーンズと合わせてよく着ます。
パッと見の印象は夏、でも、色合いは真夏より少し手前。
梅雨の晴れ間にはぴったりの柄行き。
やっぱり好きだなあ、この柄。

# by m-teshigoto | 2008-06-24 08:27 | 縫う | Comments(0)  

季節外れ

ポケットティッシュ4つ(親切な人が1つくれたので)で、なんとかこの週末を乗り切ったものの、まだ風邪はすっきりとはいかず。

週末にお目にかかった治療師の先生のアドバイスもあって、背中を温めています。
昨年打った背中に、やや違和感があるのです。

今日のように、気温が低めで湿度が高いときは、何を着たらいいのか迷います。
Tシャツ1枚では、どうやら背中から冷えるようです。
でも、動くと汗ばみます。
肌着、Tシャツ、その上にガーゼのガウンを重ね着して、ようやく背中が温まってきました。
さらにそこに、湯たんぽ。
やれやれ、芽が出てきそうですねぇ。

でも、だんだん体がほんわかしてきて、背中の強ばりがゆるんでくるのがわかります。

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湯たんぽカバーの夏バージョンもそのうち考えてみましょうか。

# by m-teshigoto | 2008-06-23 15:07 | 編む | Comments(0)