バブーシュ

永年、スリッパを愛用していました。
色や形、かかとの高さ、肌ざわりなど、こだわって選びます。
足になじんでくると、とても気持ちのいいものです。

衣替えと一緒に、手入れをして保管したこともあります。
ところが、季節が巡って再び取り出してみると、どうもいけません。
みすぼらしく見えるのです。
どんなにていねいに履いていても、汚れもあり、古びます。

できれば季節の初めに新しいスリッパに衣替え。
買物のついでに、あちこちのお店で物色するのも楽しみです。

「愛用していた」と過去形になったのは、引っ越してから。
上の階から、スリッパの音がしたからです。
フローリングの床をバタバタと、思いのほか足音が響きます。
小走りになろうものなら、それこそドタバタと、ちょっとした音の暴力です。

そうなったら、自分の足音も気になりだしました。
走りこそしませんが、パタパタくらいの音はします。
なんかイヤだな。

冬だったので、フェルトのルームシューズを買いました。
温かで快適、音もしません。

こうして、初めてルームシューズの世界へ足を踏み入れたのでした。

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バブーシュです。
底の部分が薄いので、足にフィットして音はしません。
ハワイ柄って、やっぱり面白い。

# by m-teshigoto | 2008-06-25 11:31 | ルームシューズ | Comments(0)  

梅雨の合間に

ときどき気晴らしかたがた生地屋さんへ出かけます。
本屋さんへ、面白そうな新刊書を探しにいくような感覚です。

それこそ唸るほどたくさんの生地があるので、選ぶとなると迷います。
でも、迷うのも楽しみの一つ。
時間を忘れてあちらの棚からこちらの棚へ。
「買い得品コーナー」も楽しい。インスピレーションの宝庫です。

その日の発見は、50×50cm×2枚のソフトデニムと、50×112cmのハワイ柄。
ソフトデニムなんかは、一目見たときからルームシューズのイメージです。
いいものを見つけたと、さっそくカゴの中へ。

いくらだったと思います?
ソフトデニムが2枚で100円、ハワイ柄が400円。消費税込みでワンコイン500円。
安いでしょう? さすがお買い得品だけのことはあります。

思えば、これがハワイ柄との最初の出会い。
3年前の当時でさえ、すでにブームを過ぎようとしていたはず。
遅まきながらのマイブーム。でも、好きなものは好き。
いまでも、つい手が出てしまうお気に入の柄です。

幅がたっぷりあったので、スリムなブラウスを作りました。
袖付きの浅めのVネック。
がんばって袖を付けたのに、その袖で大失敗。
初歩的ミスです。縫い代の付け忘れ。
余分な生地がないので、腕回りが広くなるように、できるだけ外側を縫いました。
それでもきつめ。とくに体重が増え加減のときはピチピチ。

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このところ、ジーンズと合わせてよく着ます。
パッと見の印象は夏、でも、色合いは真夏より少し手前。
梅雨の晴れ間にはぴったりの柄行き。
やっぱり好きだなあ、この柄。

# by m-teshigoto | 2008-06-24 08:27 | 縫う | Comments(0)  

季節外れ

ポケットティッシュ4つ(親切な人が1つくれたので)で、なんとかこの週末を乗り切ったものの、まだ風邪はすっきりとはいかず。

週末にお目にかかった治療師の先生のアドバイスもあって、背中を温めています。
昨年打った背中に、やや違和感があるのです。

今日のように、気温が低めで湿度が高いときは、何を着たらいいのか迷います。
Tシャツ1枚では、どうやら背中から冷えるようです。
でも、動くと汗ばみます。
肌着、Tシャツ、その上にガーゼのガウンを重ね着して、ようやく背中が温まってきました。
さらにそこに、湯たんぽ。
やれやれ、芽が出てきそうですねぇ。

でも、だんだん体がほんわかしてきて、背中の強ばりがゆるんでくるのがわかります。

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湯たんぽカバーの夏バージョンもそのうち考えてみましょうか。

# by m-teshigoto | 2008-06-23 15:07 | 編む | Comments(0)  

ステキの「ス」

ステキの「ス」とソショクの「ソ」は一緒だなぁ。
素材に近い、自然なものを食べると、体もすくすく栄養を取り込んで、性格の穏やかな、素敵な人になれそうだ…。
風邪でぼんやりした頭でそんなことを考えていました。
本の題名にもあったし、などと。

あれ? 違った?

ごく一般的に言えば、ステキは「素敵」、ソショクは「粗食」。
でも、「粗食」という文字面には、我慢とか忍耐がにじみ出ています。
なんだか胃の中がザラザラしそうです。
かたや「素食」からは、自分で選び取ったスタイルみたいなものが感じられます。
どこか「素敵」に通じるものがあります。
雑誌や食の本が「素食」という文字を使い始めたのも、そんなところかも。

あ、もちろん、「素食」は辞書にも載っている言葉です。

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キュウリの味噌添えに素うどん。
風邪の日のお昼ご飯です。

味噌は、料理家の高山なおみさんが命名するところの「食欲味噌」の自分流。
新ショウガ、シソ、ニンニク、ネギ、ミョウガなどを味噌に刻み込んだものです。
それとみりんも少し。
残った薬味や味噌を足しながら、育てるように大事に食べます。

水分が多く、体を冷やす傾向のあるキュウリにお味噌、ささやかな風邪対策です。

そういえば、なんか物足りなかったのは、ネギが足りなかったんだ。
これを書いていて気がつきました。

この週末は、珍しくパソコンのないところへ出かけます。
風邪もついてきそうです。
ティッシュ3つで間に合えばいいのですが。

# by m-teshigoto | 2008-06-21 07:40 | 暮らし | Comments(0)  

夏の青

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トルコから来たガーゼは、ザックリしているので、規則正しいミシン目よりも、不揃いな手縫いの針目の方が似合うような気がします。

「いま、オーガニックコットンは話題ですからね」

そうか、オーガニックか。
たしかに、色も淡い卵色で、シワシワした風情も「大地の布」です。

でも、「大地の布」は厄介者。
ほこりは舞う、糸くずは落ちる、机の上はジャリジャリ…。
咳とクシャミも道連れの、オーガニックなのです。

バッグやルームシューズの内側には、お気に入りだったシャツなどをよく使います。
懐かしい柄が見えると、なんだか楽しい気分になります。

「エコですよね」
「リサイクルにもなるし」

たしかにそうかもしれません。
でも、すべてをキーワードでくくってしまったらつまりません。
はみ出しているところや足りないところがあるからこそオリジナル、だと思う。


f0178453_10153081.jpgトルコのガーゼに、ガラスのビーズを縫い付けました。
仕上がりは80×120cm位。
今頃は知り合いの家で、窓際のスクリーンになっていることと思います。

インド綿のテーブルクロスには不似合いだったビーズも、こうして見るときれいな色です。
やっぱり青は夏の色ですね。

# by m-teshigoto | 2008-06-20 10:28 | 縫う | Comments(0)