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遠足 紙漉の里へ

今日は製本教室の遠足で、市川三郷町へ紙漉を見学に行った。
かつては紙漉の町として知られていた町に、今は1軒しか紙を漉いている家がない。
「うちにも跡取りがいないからなぁ」とご主人が言う。
工場も、家の脇に建つ納屋のような建物で、昔ながらの家内工業。
それでも国内の手漉き障子紙のシェアの40%を生産しているという。

あいにく今日は原料を煮る日だということで、漉く作業は見られなかったが、
原材料の楮や三つ叉を見せてもらい、大釜の中で煮える楮や、
紙の乾燥機など行程の概略を案内してもらうことができた。

製本では、見返しの紙に和紙を使うことが多い。
風合いがあって表情が豊かな和紙で「遊ぶ」のである。
今日はその素材探しを兼ねての見学。
木の皮を漉き混んだ紙や2色を混ぜ合わせた紙など
万華鏡を見るような面白さに、選ぶ手も迷いがち。

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by m-teshigoto | 2012-11-14 18:46 | 製本教室 | Comments(0)  

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