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居囃子舞囃子

毎年恒例の日経ホールで催される「大手町座」。
亀井宏忠氏プロデュースによる能楽舞台で今年のテーマは「舞歌の至芸」。

能楽が、居囃子(囃子と謡だけ)と舞囃子(囃子と謡、そして舞)、
さらに一調(太鼓と謡)、一調一管(太鼓と笛)という組み合わせで繰り広げられる。

装束なしの紋付き袴による舞いで際立つ所作の美しさ、
ふだんは耳にすることの少ない一調一管の緊迫した演奏。
観世流の最高峰三氏と囃子方の名手による舞台は、ここ数年でも際だっていた。

能楽と歌舞伎の囃子方のそれぞれの宗家である両親の元に生まれた
亀井家の三兄弟(宏忠氏は長男)が試みているさまざまなコラボレーションは、
古典を現代に位置づける試みともいえ、創意と工夫に飛んでいて目が離せない。

すべてを観たいのは山々だが、ここ数年の恒例は大手町座。
おかげで、疎遠だった能楽に少しだけ親しむことができるようになった。

by m-teshigoto | 2012-12-01 12:34 | 観る・聴く | Comments(0)  

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